イベント情報

【レポート&資料公開】ブロックチェーンプラットフォーム「Corda」を学ぶ – CORDA SAPPORO MEETUP-

2019年10月1日(火)、BHIP主催によるセミナー「CORDA SAPPORO MEETUP」を開催しました。本セミナーは、ブロックチェーンプラットフォーム「Corda」の日本でのライセンス提供および導入支援を行っているSBI R3 Japan 株式会社をお招きし、「Corda」の紹介や活用事例、エンタープライズ・ブロックチェーンの比較やトークンSDKの説明などを行っていただきました。

Corda・ビジネス編

Cordaエバンジェリスト 山田 宗俊 氏

ビジネス編は、SBI R3 Japan 株式会社 ビジネス開発部長 Cordaエバンジェリスト 山田 宗俊 氏が登壇し、以下の内容を発表しました。

  • SBI R3 Japanのご紹介
  • R3のご紹介
  • Cordaのご紹介
  • Cordaの活用事例のご紹介

Cordaを開発する企業「R3」

R3社は、ブロックチェーン・プラットフォーム「Corda」を開発する企業です。銀行分野に置ける課題認識の「分断化したレガシーシステム」、「級数的に積み上がるコスト」を解消するべく2015年9月に設立されました。金融機関、規制当局、中央銀行、業界団体、法律事務所、システム・インテグレーター、ソフトウェア企業等がR3エコシステムのメンバーとなっております。

ブロックチェーンプラットフォーム「Corda」

Cordaは、エンタープライズでの利用に特化したブロックチェーンプラットフォームです。300社を超えるさまざまな企業により構成される「R3 Ecosystem」の要望に基づき設計・開発され、金融機関に求められる高いレベルのプライバシーとセキュリティを確保しつつ、企業の業務・取引コストの低減を実現します。
また、世界経済フォーラムにより、IBMの「Hyperledger Fabric」、J.P. Morganの「Quorum」と並び、国際的な3大ブロックチェーンの1つとして位置付けられています。

金融、非金融を問わず活用される「Corda」

もともと「Corda」は金融向けに作られているため、「証券取引所」、「トレードファイナンス」、「保険」など多くの企業に採用されています。

商社に導入される「Corda」
また、非金融分野では、商社が「サプライチェーンマネージメント」の管理として導入を進めています。医療機関では、「患者IDの共有・治験データのトレース」にも活用されています。

ビジネス編の資料は、以下のボタンから閲覧できます。

ビジネス編 PDF

Corda・テクニカル編

ソリューションアーキテクト 生永 雄輔 氏

テクニカル編は、SBI R3 Japan 株式会社 プロダクトサービス部長 ソリューションアーキテクト 生永 雄輔 氏が登壇し、以下の内容を発表しました。

  • エンタープライズ・ブロックチェーンの比較
  • Cordaの技術的特徴のご紹介

「ブロックチェーンってまだ息してるの?」という切り口から、ブロックチェーン技術はこれから成熟する

ブロックチェーン技術の進化はこれから

第一世代(Bitcoin / Ethereum)のブームが去り、一部では「まだ息をしているの?」という意見もあるブロックチェーン。エンタープライズ領域では、第二世代(Fabric / Quorum)と共に、これからさらに成熟した技術になることが語られました。

他のブロックチェーンプラットフォームと比較した「Corda」のメリット

「Corda」は、他の国際的な3大ブロックチェーンプラットフォームより後発的なプラットフォームです。
そのため、技術比較をしたときにビジネス上でメリットがあるように作られています。その例を紹介されています。

「Corda」のメリット

・既存システムとの相性
決済/ERP/貿易などに適する。

・スマートコントラクト開発言語Java
・データベース形式RDB
多くのエンジニアが開発でき、他のアプリケーションとの親和性が高い。

・プライバシー確保
P2Pベースでトランザクションごとに閲覧権限設定が可能。

・他基盤と接続(APIレベル)
標準サンプルとして「Corda-Settler」を提供。

・価値の移動
秘匿化しつつ移動可能。ネットワークを跨いだ移動可能。

プライバシー、インターオペラビリティ、スケーラビリティに強い「Corda」

「Corda」の特徴はブロックチェーンだけではありません。ブロックチェーンにプラスして、プライバシー、インターオペラビリティ、スケーラビリティにそれぞれ特徴を持っています。

・プライバシーの特徴
1つのブロックには、1つの取引しか記録しない。関係者しかブロックの存在を知らない。故に、プライバシーを実現します。

・インターオペラビリティの特徴
複数アプリ(ネットワーク)間で価値の移動が可能です。

・スケーラビリティの特徴
ブロックチェーンの関係者のみで共有することで、

  1. 並列処理可能
  2. 通信速度がネットワークサイズに依存しない

テクニカル編の資料は、以下のボタンから閲覧できます。

テクニカル編 PDF

BHIPでは、ブロックチェーンに関するセミナーを開催しています

今回のセミナーでは、SBI R3 Japan 株式会社をお招きし、ブロックチェーンプラットフォーム「Corda」をご紹介いただきました。札幌ではなかなか聞くことのできないブロックチェーン技術とビジネスのご説明、ありがとうございました。
BHIPでは、今後もブロックチェーンに関するセミナーの開催を予定しております。セミナーの詳細が決まりましたら、ブロックチェーンオンラインにてお知らせいたします。お見逃しなく。

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Blockchain Online 編集部
「北海道をブロックチェーン技術の集積地とし、ブロックチェーン技術を活用した新しいビジネスを創出する」をビジョンに掲げる一般社団法人ブロックチェーンイノベーションプログラム(BHIP)が本サイトを運営しています。 https://blockchain-jp.com/bhip

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