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【速習】AWS Blockchain Templatesを使ってHyperledger Fabricを構築してみる

AWS Blockchain Templates

tacckです。
各クラウドでブロックチェーンの実行環境を構築するためのサービスを提供していますが、ついにAWSでもサービスが開始されました!
AWS Blockchain Templates

新しい AWS ブロックチェーンテンプレートを使用してブロックチェーンを始める
上記の記事が、2018/04/22に公開されました。

こちらの記事では”Ethereum”の開始方法が書かれてあるので、今回は弊社でも使っている”Hyperledger Fabric”の構築をやってみます。

準備

概要については、AWSのドキュメントに記載されているので、これに従ってやってみます。
Using the AWS Blockchain Template for Hyperledger Fabric

また、上記のドキュメントにありますが、このテンプレートではEC2を一つ立ち上げて、その中でDockerベースで”Hyperledger Fabric”が動くようになるようです。

リージョン選択

現在は実行できるリージョンが限定されているようで、

の3つから選ぶようになっています。
今回は、”us-east-2″のオハイオリージョンでの構築を進めます。

まずは、ドキュメント内の”Prerequisites“を参照しながらAWSの環境を整えていきます。

IAM: ポリシーとロールの作成

リージョンをオハイオにしておきます。

上記ドキュメント内で、”IAMのポリシー”を設定するように書いてあるので、ドキュメント通りのポリシーを作成します。

ポリシーができたら、これをアタッチしたロールを作成します。

“インスタンスプロファイルARN”の値を後ほど使うので、忘れないようにしておきます。

EC2: キーペア作成

次に、EC2へアクセスするキーペアを作成します。

“PEM”ファイルがダウンロードされるので、無くさないようにしておいてください。

EC2: セキュリティグループ作成

前準備の最後として、セキュリティグループを作成します。
ここでは、”22″番ポートと”8080″番ポートをインバウンドで通過するように設定します。

スタック作成と実行

いよいよ本番です。
CloudFormationのスタックのテンプレートを使い、”Hyperledger Fabric”の構築を行ないます。

今回はLaunch in US East (Ohio) region (us-east-2)からスタックを作成します。
リンクをクリックすると、下記画面に進みます。

それぞれ、下記のように情報を入力していきます。

  • スタックの名前: bco-sample
  • Fabric Channel Name: mychannel
  • Domain: example.com
  • Peer Organization 1 Domain: org1
  • Peer Organization 2 Domain: org2
  • Peer Organization 3 Domain: org3
  • VPC ID: 自分のVPC ID (今回はデフォルト)
  • VPC Subnet to Use: 自分のサブネット (今回はデフォルト)
  • EC2 Key Pair: bco-sample-key
  • EC2 Security Group: bco-sample-sec
  • EC2 Instance Profile ARN: 作成したロールのインスタンスプロファイルARN
  • Platform EC2 Instance Type: t2.medium
  • TemplateVersion: latest
  • Capability: チェック

入力できたら「作成」ボタンをクリックします。

上図のように、”CREATE_COMPLETE”と出たら完了です。

確認

動作確認として、Webでの確認と、SSHでログインしての確認を行ないます。

まずは、EC2のコンソールで、接続するドメイン名を調べます。

対象のインスタンスをクリックし、「パブリックDNS」の値を記録します。
ブラウザで「http://”パブリックDNS”:8080/」へアクセスしてみます。

上記のような、ダッシュボードページが見えたら成功です。

続いて、SSHで接続します。

“docker”コマンドを使うと、設定通りに”Peer”が3台いることがわかります。
“Orderer”サーバはいますが、”CA”サーバは無いようですね。
“fabric-explorer”というのが、Webのサーバとなっています。

まとめ

簡単でしたが、使い方を紹介しました。
「Fabricの環境を作りたい」という時には、すぐに使えるので便利そうですね。

構成から考えると本番向けでは無いので、実運用できるTemplateも出てくることを期待しています。

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tacck
アーキテクト at 株式会社INDETAIL
エンジニア (モバイルアプリ、フロントエンド、バックエンド、インフラ) 得意なことは、領域をまたいで考え、開発すること。 ブロックチェーンも、領域の一つとして取り込んでいきたいです。 好きなフィギュアスケートの技は、スプレッド・イーグル。

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